【RPA】よくある疑問点や勘違い

本コラムでは

多くの方がRPAについて抱いている疑問点や勘違いについてご説明いたします。
ぜひ本コラムを参考にRPAの正しいイメージを持った上で導入を検討していただければと思います。

【目次】
◆よくある疑問点①-Alとの違いは?
◆よくある疑問点②-具体的にはどのような業務を自動化するのか?
◆よくある勘違い①-ロボ作成は原則現場の担当者
◆よくある勘違い②-メリットはコスト削減だけではない

◆よくある疑問点①-Alとの違いは?

今やAI (人工知能) というITワードを知らないという人はいません。
そのAIもロボットとの関連が非常に強いことからAI≒RPAという認識をされている方は少なくないのではないでしょうか?
しかし、AIとRPAというのは明確に違うIT技術です。

AIは、人で言えば脳の役割を代行します。膨大なデータや、画像、動画、音声情報などを分析することで最適解を人よりも速く、正確に導き出すのがAIの目的です。
つまり、AIは人の思考を自動化するIT技術なのです。

一方、RPAは、人で言えば手の役割を代行します。面倒な定型業務を人よりも速く、正確に処理するのがRPAの目的です。
つまり、RPAは人の手作業を自動化するIT技術なのです。

どちらも自動で動き、人のサポートをしてくれるIT技術ではありますが、自動化する対象が明確に異なります。
これは優劣があるわけではなく、それぞれの担う役割に応じて適切な箇所に配置することが大切です。

図1.AIとRPAの違い

◆よくある疑問点②-具体的にはどのような業務を自動化するのか?

RPAは単純な繰り返し作業や定型作業を自動化します。しかし、いきなり単純な繰り返し作業や定型作業と言われてもイメージしづらいと思います。今回は弊社でのRPAロボの導入事例を一部ご紹介いたします。

図2.弊社のRPA導入事例(一部)

上記図2のような、チェックをするだけの作業(case1)や、同じような資料を作成する作業(case2)は、毎回ファイルやweb上の同じ箇所にあるデータを取得し、同じ箇所に貼り付ける単純作業であるため、RPAで自動化することができました。
これはあくまで一例であるため、他にもRPAで自動化可能な作業はたくさんあります。
RPA導入検討の際に是非参考にしてみてください。

◆よくある勘違い①-ロボ作成は原則現場の担当者

RPAは導入さえしてしまえば業務の自動化が進むというわけではありません。
導入したRPAツールを使用して自社の業務を自動化してくれるソフトウェアロボットを作成しなければいけません。
また、ソフトウェアロボットを作成するのは原則対象業務を担っている現場の担当者であるため、操作方法の学習や、ロボ作成業務の進め方など導入後の取組が非常に重要です

外部の開発者や、社内のシステム部門にロボを開発してもらうという方法もありますが、
 ・業務担当者がロボ作成者へ業務の詳細を伝えるための資料作成
 ・外部の方では判断できないセキュリティや規則上の制限等の打ち合わせ
 ・完成ロボ納品の際の環境設定
上記のように、余分な手間や別途費用がかかってしまいます。

現場の方がロボを作成する場合だと、確かにロボ作成方法の学習などの時間と手間がかかってしまいますが、
 ・外注の際に発生する余計な手間の削減
 ・現場の従業員のITスキルの向上
 ・自身の業務を自動化するため自動化しやすいようにワークフローを自由に変更可能
 (業務のワークフローの効率化)
上記のようなメリットがあります。

現在のRPAソリューションの中にはロボ作成代行やロボ作成社員の派遣サービスを行っているものも確かに存在しますが、最終的にはロボの運用やメンテナンスは現場の方々が行っていくことになるため、外部の手を頼りすぎず、現場主導でRPAロボ開発を行う必要があると思われます。

◆よくある勘違い②-メリットはコスト削減だけではない

RPAを導入する目的は業務自動化による生産性の向上です。
この『生産性向上』は、業務自動化により、業務時間(残業時間)や人件費などのコストが削減されることで生じるだけでなく、より価値のある業務への代替や、社員のスキル向上になどによる売上向上でも発生します

RPAの導入を検討されている方々は、【RPAによって残業時間を月100時間削減!】というような業務時間や人件費削減によるコスト削減を期待されていると思います。しかし、RPAによるコスト削減効果は稼働するロボが少ない導入初期には発生しにくく、思うような効果が得られないと導入を断念してしまう企業様が多いです。

反対に売上につながらない定型作業から売上につながる業務への代替や、社員のスキル向上などによる売上向上効果は稼働しているロボの少ない導入初期であっても発生しやすいです。

RPA導入の際はコスト削減効果のみにとらわれず、売上向上につながる効果にも目を向けてみてください。

図3.業務自動化における生産性向上の図式

本コラムのまとめ

本コラムでは、RPAに関するよくある疑問点と勘違いについて解説いたしました。
疑問点や勘違いをお持ちのままだとせっかくRPAを導入しても思うように業務を自動化できなかったり、効果測定が十分に行われなかったりするため、RPA導入失敗につながる原因の一つになってしまいます。
上記のような疑問点、勘違いを無くすためにはもちろん自身でRPAについて調査を行うことは必要ですが、ぜひご導入前の販売店との打ち合わせの際に、RPA導入の目的やメリットなどの擦り合わせをしっかり行ってください。

次回のRPAコラムは本コラム中に少し触れました【RPAの導入メリット】についてより詳しく言及させていただきます。
本コラムをご覧いただき、ありがとうございました。


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