テレワーク下での年末調整 ~30人の会社のテレワーク Vol.14 ~

ハロウィン→クリスマス→お正月と、街のお店の商品が入れ替わるのを見て、1年が終盤にさしかかっていること、1年が終わろうとしていることを感じます。クリスマスが終わればすぐに2021年。2021年の足音が聞こえてきています。

今回は、年末ということで、テレワーク下での年末調整について、書いていこうと思います。

年末調整とは

年末調整とは所得税の過不足を調整するための作業です。年末に1年間の所得が確定した時点で所得税を算出し、納付した源泉徴収額との差額を12月もしくは翌年1月の給与で調整します。

①従業員から申告書を集める
②年末調整計算の実施
③法定調書の作成・提出

というステップで実施します。

当社では、ERPシステムを取り扱っており、人事給与パッケージの導入も行っていることから、この時期は年末調整に関するお問い合わせがとても多いです。(人事給与パッケージ導入事例についてはこちら

当社における年末調整

テレワークにおいて検討しなければならないのは、「従業員からの申告書の収集をどのように行うか?」ということです。

年末調整を行うためには、従業員から申告書を集める必要がありますが、従業員が会社に集まることがないテレワークでは、どのように申告書を集めるべきでしょうか?

当社では、今年は「紙」です。申告書を従業員の自宅に郵送→各自記載後、投函もしくは持参、という方法を取りました。

この方法を取った場合

・郵送のリードタイムがかかる
・間違いがあった時の修正に時間がかかる
・郵送中の破損・紛失等のリスクがある
・紙の保管コストがかかる
・紙の内容を給与計算担当が入力する手間がかかる

等のデメリットが考えられます。

そのため、各従業員が必要事項を入力できるクラウドシステムを導入予定です。

テレワークを実施するうえでは、ペーパーレス化・DX化が不可欠。年末調整業務完了後に、後追いでシステムテストを行い、導入する予定です。

今年の年末調整には間に合いませんでしたが、来年は必ずシステムで実施したいと考えています。

当社は12月25日(金)で年内業務終了となるため、2020年のテレワークコラムの更新は今回が最終回になります。次回更新は1月5日(火)です。

(当社の年末年始休業についてはこちら)

次回は、Wテレワークにおける気づきと変化についてご紹介します。


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