【RPA導入事例】社内導入4年目突入-RPA導入で良かった点・大変だった点

本コラムではRPAに関する様々な情報を発信しております。
弊社では、RPAを社内導入してから4年目に突入しました。
今回は、弊社でのこれまでのRPA導入の成果と大変だったことをRPA担当者(本コラム筆者)の体験談を交えながらお伝えしようと思います。

【目次】

◆社内導入4年目-実績紹介
◆RPA導入-大変だったこと
◆RPA導入-良かったこと(導入メリット)

↑テレワーク中のRPA使用風景

(左)RPA専用PCが事務作業を自動処理している間、
(右)作業用PCで人にしかできない作業(打ち合わせ資料作成、メール作成、企画考案など)を行っています。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは?
知りたい・おさらいしたい方はこちら!

◆社内導入4年目-実績紹介

約30種のロボ稼働 月150時間削減

弊社はRPAソリューションを展開しておりますが、自社内でもRPAを導入し、業務効率化を実現しております。

自社HPの閲覧者数、閲覧ページ、SEO施策のレポートを作成するロボや、勤怠管理クラウドの状況を監視するロボ、さまざまなアプリや通知内容をチャットアプリを介して関係者に自動通知するロボなど、事務作業を中心に約30種類のロボが毎日稼働し、月約150時間の業務時間削減に成功しております。

また、最近では、事務作業の自動化だけでなく、弊社のソリューションに関連する業務までRPA利用を随時拡張しております。

弊社は従業員20名という小規模の会社ですが、その割にRPAで大きな成果を達成したと自負しております。
以下に弊社の導入事例をまとめたコラムのURLを添付しておりますので、気になるコラムがあればご確認ください。

【導入事例】コラム一覧

◆RPA導入-大変だったこと(RPA担当者:当コラム筆者 体験談)

今ではRPA導入がある程度進んでいますが、最初は大変でした。
理由は、RPAの社内導入を担当していた私(当コラムの筆者)が、ITにも業務内容にも詳しくない新入社員だったからです。

①ITリテラシーが低い

私は文系卒の新卒1年目でプログラミングスキルをはじめとしたIT知識のない状態だったので、RPAなんて取扱えるのか非常に不安でした。

②業務内容がわからない

また、新入社員で仕事内容なんて全く分かりません。
そのため、どんな作業が従業員の負担が大きいのか?RPAに向いているのか?全くわかりませんでした。

そんな状態でしたが、何とかRPA導入を進めることができたのには理由があります。

①RPAツールの無料教材の充実性

弊社で取り扱っているRPAツール Robo-Pat(ロボパット)はで誰でも使える利便性と操作の簡単さが特徴です。

また、ツール自体の性能以上に、無料の教育コンテンツが充実していたことが非常に役に立ちました。

RPAロボパットはすべてのユーザーが無料で操作方法のセミナーを受講できます。
また、動画による学習教材なども充実していて、これがすべて無料です。
その他、ヘルプデスク(FAQサイト)なども無料で、操作方法の質問などを行えば、難しい質問でも2営業日以内に回答してくれますし、最近ではweb家庭教師という、個別のオンライン講座もあります。
また、操作方法だけでなく、導入、提案方法のコツや自動化できる業務の探し方など、マネジメントに関する教育コンテンツも充実しています。

このような充実した教育コンテンツがあったことでRPAツールをどんどん使えるようになっていきました。

○RPA Robo-Pat(ロボパット)についてはコチラ

②先輩社員、上司、会社の理解とサポート

まず業務時間内にRPA操作方法の学習時間をしっかり確保していただいたことが一番のサポートでした。
導入を考えられている企業様も導入する際に最初は学習やロボ作成の時間を確保しなければならないことを事前に把握しておくべきです。
また、先輩社員や上司にどんな業務が面倒で自動化すると楽になるか、業務のやり方や使用アプリの使い方など具体的に教えていただき、業務の自動化に協力いただいたため、RPA導入を進めることができました。

◆RPA導入-良かったこと(導入メリット)

RPAを導入して良かったことは冒頭で記載した【約30種のロボ稼働 月150時間削減】という業務の自動化・効率化にとどまりません

①テレワークにも柔軟に対応

弊社では現在、RPAを、従業員の自宅で使用しております


RPA専用のPCがあり、毎朝複数の業務を自動処理しております。
詳細は以下のコラムをご覧ください。

②やりたくない面倒な事務作業の自動化→モチベーションの向上に

RPAが得意な作業というのは繰返し処理や単純な確認作業、メール作業といった単純作業です。
これらは「誰がやっても同じ作業」でやりがいもなく、面倒なことが多いと思います。
このような作業を弊社ではRPAで自動化しているので、従業員の負担軽減、モチベーション向上につながっています。

私は入社時からRPAを利用しておりますが、RPAで自動化している作業をもしかしたら自分が長時間、下手したら一日中やっていたかもしれないと思うとゾッとする時があります
本当にRPAがあって良かったなと心から思います。

③単純なアルゴリズムを実務を経て学習→プライベートや通常業務にも活かされている

RPAを利用する際には変数や繰返し処理、条件分岐など、単純なアルゴリズムを理解しなければなりません。
これらは特段難しいわけではなく、RPAで実際に業務を自動化しようとする際に自然と身につくものです。

アルゴリズムというのは「問題解決のための手順」の考え方です。
私自身RPAに関わった後は、RPA以外の通常業務やプライベートなどでも課題解決の考え方のアプローチが増え、従来の自分では思いつかないアイデアを思いついたり、プログラミングに興味がわいたりとRPAに関わったことが人生における財産になったと考えております。

◆まとめ

本コラムのまとめです。

今回は弊社でのRPA社内導入のこれまでの成果、RPA担当者の体験談をご紹介いたしました。
RPAはたとえ新入社員であっても様々なPC業務を自動化できる簡易性と柔軟性があります。
また、業務効率化だけではとどまらない社員のモチベーション向上効果や教育効果があります。

しかし、ツール選びや会社の協力が不可欠な部分など、導入にはコツがあります。
ぜひ導入の際には、RPAツール販売店のサポートなどを大いに活用して導入をすすめましょう。

最後に

コラムの投稿者 SSKC(エス・エス・ケイ・コミュニケイションズ) は、会計・人事・従業員満足度調査にまつわるシステム化のお手伝いを数多く手がけている会社です。
このバックオフィスを中心としたシステム化の知見と、自社や、お客様のRPA導入事例に基づいたRPAソリューションを展開しております。

ご興味がある方はぜひ、SSKC RPAソリューションに関するページをご覧ください。

また、弊社が取り扱っているRPAツール【Robo-Pat(ロボパット)】に関しての詳しい資料は以下のリンクよりご覧ください。

弊社がご提供している【ロボパット】を試してみたい方は弊社お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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