30人の会社のテレワーク Vol.73~ハイブリッドで働きながら良い企業文化を作る方法~

「今日はウェビナーがあるから会社から配信しよう」「今日は個人作業と社内ミーティングだから自宅作業」「今日はお客様先に伺うから、その後会社で作業をしよう」というように、”仕事に合わせて場所を選ぶ”という働き方が進んできたように思います。オフィスワークと在宅ワークを組み合わせたハイブリッドワークの働き方が一般的になった時、私たちはどのように企業文化を作っていくべきでしょうか?

今回は、イギリスのHRサイトから、ハイブリッドで働きながら良い企業文化を作る方法についての記事をご紹介いたします。

Andrea Himmelbauerは、ハイブリッドの世界で人々のために強力な職場環境を作るために、彼女の組織が実施したことを説明する。

パンデミックは全ての人にとって大きな変化であった。私たちは急に自宅に送られ、急場しのぎのオフィスから働くよう求められた。システムはチェックされ、ドアは閉ざされ、突然、画面上の小さな四角形を通して同僚の自宅を見ることとなった。

パンデミックは、その苦難にも関わらず、私たちが遠隔で働けることを示した。テクノロジーがそこにあるーZoom、SlackやGoogle Docsまで、どこにいてもコミュニケーションと作業に必要なツールがあった。これらのコラボレーションツールは対面で会わなくても、対面で会っている時の経験に近づけることに役に立つ。

多くの人のチームで起きた問題は、オフィスにいない間に、良い職場環境と文化を作ることであった。私たちはリモートファーストの観点から、企業文化の維持と更新に取り組む必要があった。全員が集まっていない時にどのようにチームをつなげるか?それは、私たちがどのようにコミュニケーションを取るか、行うセレモニー、そしてそれぞれの労働環境を理解することにかかっている。

コミュニケーションの決め事

ロックダウン以前ですら、人々は柔軟性を望んでいたーパンデミックはこのトレンドに拍車をかけたに過ぎない。人々のチームの中で私たちが直面した課題はこの柔軟性を提供すると同時に、インクルージョンとコミュニケーションを維持することであった。

私たちの文化は、対面環境から、テクノロジーやツールに頼って同僚を採用し、誰もが目に見えて利用できる環境にシフトした。私たちは、誰がどこにいても、サポートされており、意見を聴いてもらえ、ゴールや目的を達成できると感じられるようにする必要があった。

そのために、様々な場所の人々と強力な文化を築くために時間を費やす必要があった。文化は謙虚さと公平さをもち、協力的でオープンで、役に立つものである必要がある。

Mettleでは、チームが健康的なワークライフバランスだけではなく個人の幸福の重要性を促進するために、常にある程度の柔軟性とリモートワークを提供してきた。チームの多くは家族を持っていたり、副業を営んでいたり、その他のコミットメントを持っている。ー私たちはそれをサポートしたいと思っている。

私たちにとって、チームの近くにいるリーダーに頼り、彼らがどのように働くかについて自律性を与えることは非常に重要であった。ミッション主導のアプローチは、人々が継続的にお互いを知ることになる集学的なチームを作るのに役に立った。

自宅で働くよう要請されてから2ヶ月間で、生産性は25%向上した。このハイブリッドで働く世界に向けた動きの中で、私たちのチームは事実上集まって話すことを可能にした。そしてそれは常に仕事に関係しているものではない。バーチャルでチームメイトとコーヒーを飲んだり、最近見たNetflixの番組について話をすることは、プロジェクトや仕事の話をすることと同じぐらい重要である。私たちは働くための人間的要素を思い出さなければならない。ー私たちはキッチンに立っており、チャットにすばやく返信できないかもしれないが、それはチャットを全くするべきではないということではない。Slackには、共通の関心ごとに関するストーリーや考えをシェアする自己組織的なコミュニティがたくさんあった。

セレモニーの重要性

コミュニケーションはハイブリッドチームの1つの側面であり、セレモニーを維持することは別である。対面での集まり、職場での面白い話、チームでの外出は企業文化にとって重要であり、それを事実上維持する必要がある。

完全なリモートワーク環境からハイブリッド環境に移行する中で、これらのセレモニーは以前よりも重要になった。なぜならば、それらは私たちは一人ではないと感じさせてくれるからだ。同じ空間にいなくても共通のゴールを目指しているチームメンバーと素晴らしい同僚がいる。

私たちのチームには一定のセレモニーがあり、そのセレモニーの中で小さなグループが集まって、仕事の内容や障害、どのように助け合えるのかについて、話をしている。全社視点で考えると、勝利を祝ったり、新しい仕事を紹介したり、懸念事項について話しあったりするためにセレモニーを開催することにより、コラボレーションとオープン性の文化が育まれる。ここでは、会社のゴールやそれに向かう進捗について、率直に話し合うことができる。また”show and tell”ミーティングでは、各チームの努力を披露し、私たちがどのように進捗し、進歩しているかについて、全員に確認する機会を与える。

これらのセレモニーで使用されるゴールについて、容易にアクセスできるダッシュボードがあることを確認する。これには、ビジネスを横断して多数の人がビジネスデータについて話し合い、新たなトレンドと機会を理解する隔週のビジネスレビューが含まれる。

しかし、自宅で仕事をしている時に会議が増えると、革新し、考え、実行するための時間を持つことが重要になる。その一例が”maker schedule”である。エンジニアリングマネージャーの1人がこのコンセプトを会社にはめ込むための主導権を取った。ーディープワークに取り組んでいる個々の貢献者が、生産性を最大化するために、中断されることのない長い時間を必要とすることを認めた。人々に集中するために必要なスペースを与えるために、午前中をブロックし、会議が入らないようにする。

ハイブリッドの世界で良い職場環境をつくるためには2つのことが必要である:従業員の声を聞き彼らのニーズを理解すること、そしてポジティブな文化を作るための時間をかけることである。新しい働き方の世界で、コミュニケーションとコラボレーションは大いに役立ち、変化を起こそうという意思があれば、どの企業も成功することができる。

※Andrea Himmelbauer はMettleの人々と文化のリーダーである

https://www.peoplemanagement.co.uk/article/1755917/create-good-company-culture-working-hybrid

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